◆平成25年9月~平成25年11月意見交換会
「あなたの声をお聞かせください」のアンケート用紙の
コメント欄に書かれていた、ご意見を抜粋。
高台移転・仮設住宅
・家族が多いので一人で仮設にいます。早く地をなおして、家がほしいです。あと何年生きるか、夜に なると涙がでて眠れない。残った人生、楽しく生きたいです。
・仮設1人暮らしはとても寂しい、早く家族と一緒に暮らしたい。
・一日でも早く仮設を出て、従来の生活に戻り、家族全員での生活を望んでいます。現在は別世帯 で生活しています、気持ちが離れてしまうのが不安。
・早く家族全員で一緒に暮らしたい。
・早く高田に帰りたい
・逝く前にもう一度我がマイホームを小さくとも建てたいと思っている。亦、二度目の東京オリンピック を見られたら幸いです。一日も早く我がふるさとの丘に行きたいです。
・高齢なので命が間に合うことを祈って…小さな家を…
・市内でも遅れている所がある。『孤立』させないで。
・図面上で良いので計画を教えてほしい。そうでなければ不安であると同時に町外に土地を求める人たちが出てきているので不安です。居住者を減らさない対策をお願いします。
・東京オリンピック前に終わらせる覚悟で前に進みましょう!
・土地の確保の見通しができても、すぐ家を建てられる見通しがなく、不安でいっぱいです。
・家庭、高齢者をまず安住の場があれば、自信(希望)を持って前に進める。
・とにかく家がほしいですが、今はまだとても無理だけど、いつかここに家が建てられるという土地が早くわかればみんなで夢を持って頑張れると思います。
・仮設を出ること!
・年と共にふるさとを離れると言う事は大変です。早く高台移転の実現を。元気なうちに。
・復興住宅として、戸建ての住居があれば良いと思う。
・住む所が決まれば、気持ちも安定すると思う。
・早く仮設を出たい。自分の家で大の字になって寝たい。
・何よりも自分の住居が一番安心した気持ちになります。気持ちが安定したところから、全ての行動 が、開始するでしょう。
仕事・産業の再生
・一本松を中心にした観光客をよび、市内の物産をお土産として販売したらどうか。
・一日何百人と一本松を見に来る人たちが高田に入るというのに、今が稼ぎ時なのに、何で店を出さないんだろう。震災前の経営者90名に連絡をしたと言う事ですが、友人には無かったと怒ってい ました。何か、不条理なやり方。
・修学旅行のコースに平泉と三陸海岸(津波体験学習、命を守る勉強)をセットに、全国にアピール。
・安定的に働く場の充実。若者が生活できる仕事、職場の確保。
・どこの場でも潤っているのは、建設会社。個人会社、自営業はどうすればいいのでしょうか。
・雇用確保。地元に職場、仕事がないと若者は外に出て働くしかないので、定着できる地元雇用が増えるといい。
・雇用が無いと生活できなくなる。ますます高齢者が増える一方で、若い人が働ける職場が一番必 要。
・産業の再生、復興を。住宅再建、高台移転は時間差はあっても実施されるでしょう。その間は色々仕事もあるでしょうが、その後はどうなるでしょう。復興が終わり、大方の事業が無くなった時、この町 に生計を基とする仕事がどの位残るか不安です。
ガレキ・道路
・残土を無駄なく、最短距離移動して、かさ上げ地造成。
・津波はいつ来るかわからない、道路が一番。
・漁港のかさ上げを早く。
体調面の声
・仮設生活二年半を過ぎ、体調の変化有り。復興の遅れに日々不安を抱えている。
・今の生活が、自分だけではないと、我慢に我慢を重ねて暮らしています。
・地元に帰りたい
・高齢、早く自分の家に入りたい。長引けば心の病にもなりかねない。
・学校の敷地にある仮設住宅に居るが、生徒を目の前にして、早く出てあげねばと焦るばかりで何も進まず、精神不安定になり病んでいく。
・時間がない。残り少ない高齢者。
・年が重なるごとに不便な地域、大変な日々。年を重ねても安心できる心休まる場所、高田市復興1日も早く、切に願う。
・仮設生活で体ばかりでなく精神面の疲れもかなり出てきているので、又、高齢者がますます年を取り、新たな問題が出てくる。
・高台移転、復興住宅ができた後、仮設に残された人はどうなるのか。生活困窮者、独り暮らしの高齢者等の生活支援の不安。
その他
・市政に住民の声がいき届いていない気がする。住民の声をもっと積極的に聞いてほしい。
・行政はたのまれ仕事ではなく、積極的に市民との対話を重ねてほしい。
・復興が遅れると人口の流失が多くなる
・復興需要が終了すれば、陸前高田市には老人ばかり残り、赤字市となり、税が高くなり、自殺する人が増え、福祉なんて名ばかり。復興景気で財を得た人と貧者の差が大きくなり将来に夢を持てない…それが現実。
・市民が不安にならないように、はっきりとした復興計画と情報の提供をお願いします。
・震災4日目海に向かって立っていた貴殿の姿が目に浮かぶ。健闘を祈ります。
・次期県議選まで生き延びて協力したい。貴殿ならやれる、頑張ってください。
◆平成24年12月~平成25年2月意見交換会
「あなたの声をお聞かせください」のアンケート用紙の
コメント欄に書かれていた、ご意見を抜粋。
高台移転・仮設住宅
・自分の住む場所が決まらないと、その先が見えず、何も考えることが出来ず
不安や不満が増すばかり。
・仮設での暮らしは、特に高齢者には厳しい。人間として生きてゆくために
一日でも早く、 ゆっくりと暮らせる場所の確保が急がれる。
そして、小中学校の校庭を早く 子供たちに 返してほしい。
・早く自分の家に住みたいです。手足を伸ばして寝たい。
何かと「仮設のことばかり」と少しの事でも言われています。
なんだか肩身の狭い思いです。
・高齢者なので、一日でも早く高台の自分の家に住みたい。家を建てる前に、
墓石を立てるようだ。早く・早く・早く!
・先が短く、我が家で最後を。一刻も早く高台移転を要望する。
年金生活のため、早く土地を確保しないと預金は目減り、体力気力減退。仕事・産業の再生
・産業の再生がなければ仕事、雇用が生まれない。仕事場がないと高田の
明日の発展はない。
・沿岸部は、一時産業が盛んでないと町は栄えない。
そのためには、港の整備が急務だ。
・漁業を営んでいるが、早期に岸壁のかさ上げを。大船渡より遅れている。
・誰も決められなかった海の区域を決め、大きな仕事をしていただいた。医療・インフラ関係
・高齢の方が、遠くの病院に通っています。
学校も仕事場ももちろん必要ですが、今まで頑張ってきた高齢者が
施設の整った病院を必要としています。!
・鉄道は気仙沼まできているので、せめて高田近くまできてほしい。
・五葉住民として大船渡病院に最短道路を。高齢者の生命線である。
・復興復旧だけに目をやらず現状の不備な道路部分もあります。
現実に合った道路網の整備を考えてほしい。それが復旧復興につながる。
・荒廃が進む山里の状態をみると、国、行政の施策の貧しさを感じる。
鹿・カモシカの食害に、とても困っている。その他
・一日も早い行方不明者の捜索をお願いしたい。
・過疎・高齢化・少子化は時の流れとしても、
明日の(将来)の生活に希望をもてない今いかにして、心豊かに
生活するのかの地域社会の実現を望みたい。